ヒット曲中心のセットリスト
All-4-Oneのライブ@コットンクラブへ行ってきた。
いや、良かったー。
あれこの人達、こんなにライブ良かったっけ!!?と驚くほど、素晴らしかった…
2009年に初めて見たステージがあまりに良くて、その後CD全部買い揃えた意味がよくわかった。
これは買うわ。
4人のメンバーにピアノ/キーボード一人という、コンパクトな編成だったけど、満足度では何の問題もなし。
むしろ、コーラスとピアノだけで、よくぞここまで多様な曲を表現するものだと感嘆するほど。
2ndアルバムのリード曲「I Can Love You Like That」から始まったステージ。
2曲目に何と「Smile Like Mona Lisa」を!!
これは前回のライブ後に知った、大好きな曲!生で聴ける日がくるとは…
ジェイミーが「メロディや雰囲気が美しくて大好きなんだ」と言ってたけど、いや本当にその通り!!
哀しくも美しかった。。
3曲目には映画『スペース・ジャム』のサントラ「I Turn To You」を。
これは最新アルバムでも、セルフカバーしてますね^ ^
「アカペラは皆知ってる?」というジェイミーの問いかけから始まったのは、サイモン&ガーファンクルのアカペラ・カバー「Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)」。
さらに「So Much In Love」など持ち曲を数曲披露した後には、
スティーヴィー・ワンダー・メドレーを!
ここ、ノリノリで良かったなぁ。
コーラスとピアノだけで、こんなにアップテンポに出来るんだと驚いたもの。
メドレーの最後に演奏された「Love’s In Need」は、私はBlackstreetで知ったからてっきり彼らに提供された曲だと思ったんけど、普通にスティーヴィーの曲なんですね(笑)。そしてこんな内容の曲だったのか。。
勉強になりました。
All-4-One×スティーヴィー・ワンダー×Blackstreetという、なんとも贅沢な味わい^ ^
そしてまた2ndのシングル曲「These Arms」(大好き!)と持ち曲に戻り、続いてディズニー映画『ノートルダムの鐘』の主題歌「Someday」を…!
さらに代表曲「I Swear」で締めくくって、本編は終了^ ^
アンコールでは、まさかのプリンス「Purple Rain」のカバー!
最後の最後まで、驚きと感動と美しさに満ちた、最高のステージだった。
彼らは働き者!
今回、良さにびっくりしちゃって2回行ったんだけど(笑)、1回目は1st showなのにサイン会してくれた!本当に働き者。。
本人達は大変だと思うけど、ファンにとってこんなに有難いことはない。
心全部持っていかれるライブを堪能して、その感動をそのまま本人に伝えることが出来るなんて、人生にこれ以上望むものはないと、腹の底から思ったもの。。
特にデリアスは、一ヴォーカリストとして一番好きな声なので、その彼が!目の前にいて!!私のCDにサインしてくれてるという事実が!!!
もう、信じ難いことでした…。
アルフレッドって、昔のMVを見ると流し目だったりして色っぽいんだけど、サイン会では温かいお父さんという風情で、大好きになった。
年が10個も違わない私に“お父さん”と言われても、困るだろうけど(笑)
彼の低音の凄さを披露する場面も、良かったなー^ ^ ライブ見たのは初めてじゃないけど、あそこまでの低音出してるとは知らなかったもの!
あと、「So Much In Love」でトニーが高音で歌い上げるところで、観客から賞賛の声が上がったけど、トニーの熱烈なファンの方がいたんだろうか(笑)
2回目は家族と行ったんだけど、誘った私に感謝するくらい大ファンになってたから、改めて、All-4-Oneの凄さよ。
そしてその空気は、会場全体にも感じた。あのライブを見た人は、全員All-4-Oneの大ファンになっただろうなぁ。
それくらい良かった。
曲もコーラスも素晴らしいのはもちろんだけど、それだけではない感動があるよね。いいライブって。
歌詞の内容に震えたとか、熱唱に心奪われたとかではないのに、あの胸がいっぱいになるほどの満足感は、どこからくるのか。
言葉にできなくて口惜しい。
でもきっと、ライブの良さって感覚的なものだから、その本質は説明できないのかもしれないなぁ。
シングル曲中心のステージだったこともあり、ほとんどの曲を口ずさむことが出来て、あぁこの7年間、私はこんなにAll-4-Oneを聞き込んでいたのかと、自分の愛の深さを再認識した。
それだけいろんな意味で支え、鼓舞してくれた曲達だから、それを歌っているAll-4-Oneは、もう私にとって神様みたいな存在なわけで。
その神様たちが、私がライブを楽しんでいることを喜んでくれるという奇跡…!!!
何かもう、言葉にならないくらいの衝撃。。彼らのファンであること自体が、嬉しかった。
23年間の時間の重み
今回のコットンクラブの宣伝文句は、「90年代を代表する男性コーラス・グループ」だった。
彼らの最盛期に小学生~中学生だった私は、当然リアルタイムでは聞いてないんだけど、そこからコーラス・グループ不遇の時代を経て、今日現在もなお、こんなに素晴らしいライブを続けてるAll-4-Oneと出会えたことが、何とも言えない不思議な気持ち。
コンスタントにアルバム出し続けてくれたおかげで、私もファンになれたわけだしなぁ。
ライブ中にジェイミーも言ってたけど、23年間同じメンバーってのもまた凄い。
持ってるCDの中には、アメリカでは発売されなくて、台湾かどこかから輸入して買ったのもあるもの。
ブックレットが読めない^^;
次の邂逅を期待して!
そんな感じで、ライブ後もずっとAll-4-Oneのことを考えていて、それはとにもかくにも、ライブが良かったから!!!
いいライブって、自分の中にいろんな余波を残してくれるよなぁ。それを味わうのもまた、ライブの楽しみの一つ!
最終公演は完売に近いくらいお客さんも入ってたし、そう遠くない内に、また会いたいな^ ^
そのときは、私が一番思い入れのある前作『No Regrets』からやってくれるのか。はたまた最新作『20 +』の曲中心になるのか。あるいは、今回のように新旧のシングル曲中心になるのか。
いずれにせよ、その日が今からとても楽しみ!^ ^
今回のライブ映像が公開されました!
ここまでちゃんとした映像があるなら、DVD化して欲しいなぁ。絶対買うのに!!
日本に到着したばかりの、All-4-One!
(左から、デリアス、ジェイミー、トニー、アルフレッド)
セルフカバー6曲を含む、最新作!