ZORN THE BRIGHTNESS ―ZORNライブレポート 2015/11/21―

先日、昭和レコード&ZORN『The Downtown』リリースツアーに行ってきた。

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「My Life」が…

個人的に昭和レコードツアーは、2012年以来。

トップバッターの般若を皮切りに、相変わらず素晴らしい出演者で場はしっかり盛り上がる。
そして最後に、主役のZORNが出てきた。

一曲目の「Reverse」からかっこ良く、終盤に昭和レコードの3人で披露した「倍ヤバイ」では、さすがの巧みな早口ラップで、観客をノックアウト!

最後は「My Life」で締め。もうこれは、ZORNというアーティストの代表曲だろうなぁ。

アルバムを聞いてるときは、久しぶりに“フェイクは引っ込め”的なHipHop聞いたな~って感じだったから、ライブの一番最後に、「フェイクもリアルも関係ない。散々遠回りしてわかったことは、普通でいたい」と言ったことが、もの凄く印象的だった。

基本的にZORNのラップってクールで、それが昭和レコードの3人でやっているときにはいいスパイスになってたけど、最後の「My Life」のとき。

娘さんのことに触れた部分で声が感情的になり、叫んでるとも取れるようなラップを聞いたときは、喰らったなぁ~。。
多分本当に、会場に来ていた娘さんに向けて歌ってたんだろうな。

お金を払って見に来ているという中で、ああいう生き様を見せてもらえるのが、何というか、有難い限りだ。

正にライブならでは。

ゲストも豪華

今回一番びっくりしたのが、ゲスト出演していたNORIKIYOへの歓声の大きさ。

KEN THE 390と一緒に「Make Some Noise」で出てきた瞬間、今日一じゃない!?と思うくらいの盛り上がり。

いや、私もNORIKIYO大好きだけど、あの人あんなキャラだったっけ?
もっとヒール役というか、チャチャ入れる役割だと思ってたんだけど(笑)。

他にも、DJの選曲やKEN THE 390のフリースタイル等で、出演者じゃないKOHHが何度も登場してたのも、彼の勢いがわかって面白かった。

現場だからこそわかる流れやノリ。楽しい^ ^

他のゲスト・MARIAやOMSBがZORNと同い年とのことで、そんな若い世代があれだけのアルバム作って、リキッドルームという大舞台でも全員きっちり魅せてくるんだから、うーん、HipHopの未来すごそうだな。

今回のアルバム『The Downtown』も、若さを感じる攻撃的な鋭さと、その裏面にある弱さや素の自分の曝け出し方に、ZORNのバランス感覚どうなってるんだと驚いたけど、ライブがまたいいんだもの!

また一人、大好きなアーティストが増えて嬉しいなぁ。

昭和レコードに間違いなし!

昭和レコード3人の新曲「ありがとう」や、フリースタイルダンジョンでのバトルの翌日に作ったという、般若の新曲「あの頃じゃねぇ」の2曲が、それぞれ味わい深かったし、今までにない感じの曲だった。

リリース待ち遠しすぎる…!
(般若のアルバムは来年の春くらいだそうです)

今回、全体的にフリースタイルダンジョンネタが多かったなぁ。注目度高いのが、よくわかる^ ^

既に伝説となっている同番組でのバトルを契機に、より一層、般若を中心に昭和レコードが盛り上がっていくんだろうな。
素晴らしい流れ。

その最年少であり、「武道館でライブをやっても、翌日は仕事の現場に出ていたい」と言ってたZORNの活躍も、ますます楽しみだ^ ^

SPICEに掲載された、ZORNのインタビュー記事

昭和11.21

「My Life」

「Reverse」

フリースタイルダンジョン(ZORN出演)

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